ダイエットに腸内フローラ(腸内細菌)が大活躍
こんにちは。
鶴田です。
皆さまのお腹には、
良い腸内細菌が育っていますでしょうか?
最新の研究によって、
「太っている人」と「やせている人」の違いは
腸内環境にあるということが分かってきたそうです。
やせている人の腸には良い細菌が多く住んでいて、
食物を分解するときに
脂肪を吸収しづらくする化学物質を大量に放出するので、
食べても太らない体質になるそうです。
反対に、
太っている人には良い腸内細菌が少なく、
脂肪の吸収が進むので、太りやすくなってしまうとのことです。
もちろん、摂取カロリーや運動量なども
太る、太らないには関係してきますが、
腸内環境も体を左右する大事な要素のようです。
この腸内細菌。
すでにアメリカでは、ダイエットだけでなく
病気の治療などにも活用されていて、
その効果は非常に大きいそうです。
ラットを使った研究では、
腸内細菌が出す物質が脳にも働いて
性格までもコントロールしていることが分かってきています。
腸内細菌の力、恐るべしですね。
そのうち日本でも「腸内細菌ダイエット」が流行るのかもしれません。
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ところが、
現代人の腸には、
食品に含まれる化学物質や偏った食習慣によって
良い細菌が少なくなってきているそうです。
腸内細菌=ヨーグルトを食べる
というイメージが強いですが、
食品以外の物や、空気中からも常に体内に入ってくるそうで、
大事なのは、
入ってきた良い細菌をいかに元気に育てられるか
ということなのだそうです。
そのため必要なのが、
腸内細菌のエサになる良質の食物繊維。
野菜や海草に含まれる食物繊維が
腸内細菌を強く育てているのです。
太らない体質や
病気になりくい体
そして平穏な心理状態を手に入れるには
やはりバランスの取れた食習慣が欠かせないということですね。
「良い食習慣」というと
面倒くさいなぁというイメージが付き物ですが、
どちらにしても毎日3回、食事をしているので
ちょっとした工夫さえ加えれば案外、苦なくできるものです。
腸内細菌は私たちにたくさんの恩恵をもたらしてくれる
ありがたい同居人です。
自分が食べたいものばかりではなく、
小さな同居人にも満足してもらえるような
食習慣を作っていきたいものですね。
そうすれば、
あなたの欲しい体質を手に入るのですから。
腸内細菌のために、良い食習慣を作りましょう。